青汁とスムージーの違いについて

青汁の定義

 

それぞれ定義といっても、法律的な決まりがあるわけではありません。しかし一般的な定義として青汁はケールや大麦若葉、桑の葉、明日葉などが主成分になるものが多くあります。もちろんこれら単独のものや、そこに緑黄色野菜などの粉末が含まれているもの、味付けのために抹茶が使われているもの、そしてプラスまったく違った成分が含まれているものなど最近は多種多様な青汁が増えています。

 

青汁の定義

基本的には緑黄色野菜の栄養素を中心としたビタミン、ミネラル、食物繊維の補給が目的となっています。他にも最近は乳酸菌などが配合されたものや美容成分配合の青汁も。粉末の商品が多いですが、水に溶けやすいよう工夫されているので、さらっとしたお茶感覚で飲むことができます。自分で青汁を作るときには、ミキサーではなくジューサーで絞り汁にします。

スムージーの定義

 

青汁の主成分は葉物や緑黄野菜の粉末がほとんどですが、スムージーの場合は数々の野菜とフルーツが粉末となっており(市販のスムージーの素の場合)、青汁よりフルーティーでジュース的な味わいが強くなります
青汁のようにビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ですが、発酵させた酵素成分も多く含まれているので綺麗を気にしている人に人気があります。しかし最近では青汁にも酵素成分を配合しているものもあるので、青汁とスムージーの境目が分かりにくくなってきているのが現実です。

 

スムージーの定義

ただし基本的にスムージーは、青汁のようにすり潰したものをこす作業が含まれないので、どろっとした状態のものです。自分で作るときにはジューサーではなくミキサーで、カスもすべて摂取することになり、この辺は青汁とは大きな違いということになります。
そのため不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両面がスムージーには豊富に含まれますが、青汁には水溶性食物繊維が豊富に含まれます。ただし市販の青汁などは植物繊維を別に配合しているものも多くなっているようです。

青汁とスムージーを歴史から見る違い

どちらも毎日の健康と綺麗のサポートが基本的な目的です。青汁は日本で誕生したものであり、スムージーはブラジルのフルーツをつぶした料理が原型となっているとも言われています。しかしさかのぼること紀元前1000年頃、ヨーロッパではフルーツや乳酸菌、蜂蜜などを混ぜたスムージーのようなものもあったようです。

 

また、まったく違ったヨーロッパの地域では、フルーツや野菜をつぶしてジュースのように飲んだという記録もあります。つまり、世界中でもさまざまな野菜やフルーツを現代のスムージーのようにすりつぶして飲んでいたということのようです。

 

青汁も日本では戦中戦後の栄養の摂れないときに、遠藤博士によってケールをつぶして裏ごししたものからスタートしました。しかしもっと前から大分県の山奥では、健康維持のために大麦若葉をつぶしたものが飲まれていたとも言われているのです。

 

青汁とスムージーを歴史から見る違い

このように日本でも昔から青汁につながるものが伝えられています。日本では青汁は苦くまずいものというイメージがありました。日本人は苦くまずいものこそ体に良いという考え方があり、苦いままの青汁がそのまま伝わったのではないでしょうか。
そして、現代に近づくにつれフルーツやお茶を入れるなどの工夫をほどこされ、美味しい青汁に変身してきたわけです。欧米では体に良いものを美味しく摂取するという考え方から、フルーツを加えた美味しく栄養価の高いスムージーの原型が今に伝わり、現在たくさんの人に飲まれている『スムージー』となったのではないでしょうか。

 

青汁とスムージーの境は曖昧になりつつある

スムージーも青汁も、世界古今東西、野菜などの自然の力を上手に摂取することを、わたしたちの先祖たちが伝えてくれたものが原型になっています。どちらも新しいようでとても古く歴史のある、素晴らしいものなのです。
最近では青汁でも、フルーツをふんだんに入れたものも出回っています。この二つにはっきりした線引きはますます難しくなっているのが現状です。はっきりしているところは、青汁はすり潰し作業と、それをこす作業が必要となり、スムージーはすり潰しのままというところではないでしょうか。しかしこれも生のものに限ったことで、粉末タイプはあまり境目がなくなっているようです。

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