「まず〜い!もう一杯!!」青汁がメジャーになったあの日

「まず〜い!もう一杯!!」青汁

「まず〜い!もう一杯!!」という強面俳優の八名信夫さんのCMは、現在の40歳以上の人なら、みんな覚えているCMではないでしょうか。今から25年ほど前の1990年の10月に初めて放送されました。あのCMを見てみんなどのようなことを感じたでしょう。
CMというと誇大広告的に、良いことしか言わないのが当然だった時代です。それなのにあんなにはっきり「まず〜い!」と言ってしまうのです。誰だって、相当まずいのだろうと思ったはず。でも「もう一杯!」ということで、きっと素晴らしいものなのだろうと思ったのではないでしょうか。

 

 

日本人の中にはまずい方が、体にはいいものだというイメージが染みついていました。そのためこんなにCMで堂々と「まずい」と言うのだから、よっぽどすごい物なのだろうという印象を多くの人が持ったはずです。

 

実際の青汁の歴史

実際に青汁のルーツは戦中、戦後の食べ物がなかった時代に、人々の栄養補給に役立ったことから遠藤博士が少しでも皆に栄養をつけたいと、ヨーロッパの本などを研究し日本でもできるケールを栽培して飲ませることがスタートです。そして多くの人が元気になったことから、どんどん広がっていきました。
しかしとにかくまだ技術も進んでいなかったため、ケールの葉をすりつぶしてて飲むのみ。苦くまずい青汁は、結局その後食料事情も良くなってきたこともあり、知る人ぞ知るというものとなったのです。また九州の一部の村ではもっと昔から、大麦若葉を使った青汁のようなものを健康維持のために飲んでいたとも言われています。

 

青汁が生まれ変わった

戦後栄養の面でもどんどん良い状態になってきた日本は、今度は飽食の時代となり、逆に野菜不足が問題となってきたときに、「まず〜い!もう一杯!!」のCMによって多くの人に認知され人気も広がっていき、青汁というものが日本人の健康食品の代表格のようになっていったのです。

 

しかし10年ほど前から「まずい!」青汁ではなく、「おいしい!」青汁が主流となってきました。昔はまずいほど体に良いものというイメージを持っていた日本人でしたが、いろいろなメーカーから、今度は「美味しい青汁」ということをキャッチフレーズにしたCMがどんどん流れるようになり、青汁=まずいというイメージは消えていきました。
かつて日本人に定着していた、「まずいものほど健康に良い」という考えが今では、「健康に良く美味しい」というなんとも嬉しいものに変わっています。
まずいという印象から、まだ青汁を飲んだことのない方も、是非一度「おいしい」青汁を試してみてはいかがですか?

管理栄養士の一言コラム

青汁を美味しく取り入れる方法

管理栄養士の一言コラム

 青汁の苦みがどうしても気になる方やお子様用には、りんごジュースに青汁を溶かしゼリーを作るなんていかがでしょうか。この場合、青汁の酵素やビタミンを殺さないように注意。40度ほどに温めたりんごジュース(250t)に、水(20t)でふやかしたゼラチン(5gを湯せんで溶かして入れ、最後に青汁(1袋)を加えてから冷やしてください。 色が緑色でどうしても受け付けられない…という場合は、納豆に混ぜ込むことがおすすめです。色が気にならず、納豆好きならだれでも食べられる味です。栄養価も豊富ですよ!

料理、というのもおこがましいですが、組み合わせとして食べやすくなるのが「ヨーグルトに混ぜ込む」こと。無糖のヨーグルト80gに対して青汁を入れて軽く混ぜ、蜂蜜を小さじ1かけるだけでできあがりです。ヨーグルトの酸味が青汁の独特の青臭さや苦みを軽減させてくれる上、乳酸菌やカルシウムが一緒に摂取できるのもおすすめする理由です。

 

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