青汁の原料

青汁の原料とされている青汁の原料ごとの栄養価についてまとめました。原料によって栄養価も違いがあり、美容や健康に期待できる働きも違ってきます。自分の目的に必要な原料はどれなのか、自分が飲みたい青汁にはどのような原料が入っているのか確認してみましょう。

ケール

ケールは元祖青汁に使われている成分です。戦時中の食料不足のときに、多くの人の健康維持に用いられたことでも知られている遠藤博士の作った青汁の成分であるケール。今でも多くの青汁の主成分として使われています。アブラナ科アブラナ属の植物で、スーパーフードとしても選ばれている素晴らしい野菜。野菜の王様とも言われていますが、加熱に弱く熱を加えると成分も大きく変わってしまいます。そのため青汁に使うときには加熱処理をしないことが原則。また独特の苦みが特徴です。

大麦若葉

大麦若葉は中央アジア原産のイネ科の植物です。大麦は日本でも食されていますが、成長が20〜30pの状態の青々した時期のものを大麦若葉と言います。これから大きくなっていくという成長過程の中で、一番生命力が強く、栄養も豊富な状態のときに収穫して青汁にするというものです。ケールと並んで青汁の主成分として、人気のある栄養豊かな植物と言えるでしょう。

明日葉

明日葉は日本が原産でセリ科シシウド属の植物。特に八丈島などに多く自生していますが、三浦半島、房総半島など太平洋側に多い植物です。今日摘んでも明日にはまた出てくるという明日葉。それだけ生命力が強く、驚くような栄養素があります。特にカルコンという明日葉独特のポリフェノールは希少とされています。青汁にも主成分になっているものや配合されているものも。

よもぎ

よもぎというとお団子を思い出す人も多いかも知れません。しかし、よもぎには、貧血の改善に必要な葉酸や、皮膚の乾燥を防いでくれる効果が期待できるベータカロテンなどが豊富に含まれているのです。中国では古くから人気のある植物です。キク科ヨモギ属の多年草で、日本では昔は道端や土手などにもたくさん自生しており、食事やお菓子などにも使われていました。そして、それこそとても素晴らしい栄養食品だったのです。青汁の主成分のサポートとして配合されています。

長命草

長命草も青汁の主成分のサポートとして、高い栄養素を持つ植物として人気があります。沖縄に自生している南国の植物です。太陽の強い日差しと潮風が育てます。長寿という名前どおり、高い栄養素を誇っているとも言えるでしょう。ビタミン、ポリフェノール、カロテン、ミネラルなど豊富に含んでおり、特にルチン、クロロゲン酸は抗酸化力も強力です。

クマザサ

クマザサには、多数のミネラル、ビタミン、必須アミノ酸、食物繊維など、各種有効成分がバランス良く豊富に含まれています。クマザサは昔、日本では生活にいろいろ取り入れられ健康維持に役立てられてきました。

クロレラ

クロレラは単独でもサプリとして歴史のある藻の一種。総合的な栄養素が含まれていることでも知られていますが、アルカリ性食品の王様とも言われています。必須アミノ酸9種類、非必須アミノ酸9種。他にもカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK1、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、イノシトールなど14種類のビタミンが含まれています。

主原料の栄養素比較表

100gあたりの成分数値
ケール 大麦若葉 明日葉 よもぎ 長命草 クマザサ クロレラ
エネルギー 28kal - 33kal 46kal 68kal - -
水分 90.2g - 88.6g 83.6g - - -
たんぱく質 2.1g - 3.3g 5.2g 3.1g - -
脂質 0.4g - 0.1g 0.3g 0.8g - -
炭水化物 5.6g - 3.7g 8.7g 12.2g - -
灰分 1.5g - 1.3g 2.2g - - -
コレステロール 0 - 0 0 - - -
食物繊維 3.7g 4.11g 5.6g 7.8g 8.48g - 11g
無機質
ケール 大麦若葉 明日葉 よもぎ 長命草 クマザサ クロレラ
ナトリウム 9mg 31mg 60mg 10mg 57.9mg - 150mg
カリウム 420mg 320mg 540mg 890mg 710mg - 1200mg
カルシウム 220mg 29mg 65mg 180mg 240mg - 250mg
マグネシウム 44mg 16mg 26mg 29mg 47.4mg - 250mg
リン 45mg 37mg 65mg 100mg 45.2mg - 400mg
0.8mg 4.16mg 1mg 4.3mg 1.08mg - 112mg
ビタミン
ケール 大麦若葉 明日葉 よもぎ 長命草 クマザサ クロレラ
カロテン 2900μg 2528μg 5300μg 5300μg 4800μg - 22.7μg
ビタミンE 2.4mg 1.19mg 2.8mg 3.2mg 3.5mg - 5.6mg
ビタミンK 210μg 370μg 500μg 340μg 194μg - 2μg
ビタミンB1 0.06mg 0.64mg 0.1mg 0.19mg 0.07mg - 1.5mg
ビタミンB2 0.15mg 0.147mg 0.24mg 0.034mg 0.25mg - 4.8mg
ナイアシン 0.9mg 0.4mg 1.4mg 2.4mg 0.84mg - 40.8mg
ビタミンB6 0.16mg 0.055mg 0.16mg 0.08mg 0.12mg - 1.72mg
葉酸 120μg 40μg 100μg 190μg 0.14μg - 2.4μg
パントテン酸 0.31mg - 0.92mg 0.55mg - - -
ビタミンC 81mg 140mg 41mg 35mg 47mg - 83mg

※文部科学省 食品成分データベースから引用

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大麦若葉は中央アジアが原産国の大麦ですが、日本でももちろん昔から栽培されているものです。大麦若葉は大麦を、せいぜい30センチほど成長した状態で収穫したものを指します。若葉の頃は生命力も強く、踏みつけても次に日には戻っているほどです。このように踏みつけて強く育てる栽培法もあるほど、この時期の大麦は栄養も豊かだと言われています。大麦若葉の成分について大麦若葉の魅力的な特徴としてSOD酵素(スーパーオキ...

明日葉

日本が原産国の植物で特に八丈島などが知られていますが、太平洋側の三浦半島や房総半島にも多く栽培されています。とにかくその栄養素はバランスが良く、理想的なバランスの良さが特徴と言われており、中国では昔から健康維持に役立つとして利用されている植物です。年中収穫できますが、寒さに弱いと言われています。そしてその弱い寒さを越えた2月から4月の新芽の時期が、明日葉の最高の収穫時期とも言われています。明日葉の...

クマザサ

高さが1〜2m程度の低い笹ですが、大型の葉を持つ笹です。ネーミングのとおりクマが食することも。またクマザサのあるところはクマに注意とも言われるほどです。クマザサは昔から怪我や胃腸科系、血液系、皮膚系、体臭系などさまざまな部分で使われていました。今でも青汁などに使われるだけでなく、他に天然の防腐剤としても力を発揮しています。クマザサの栄養クマザサの成分にはアミノ酸・カルシウム・リグニン・ビタミンC・...

よもぎ

よもぎは中国では漢方薬としても人気のある植物です。キク科ヨモギ属の多年草で、昔は日本でも道端や土手などにもたくさん自生しており、食事やお菓子に使われていましたが、現在はそんな土地がなくなってしまい都心では見掛けなくなりました。しかしその素晴らしい栄養は、青汁の主成分のサポートとしても配合されています。よもぎの栄養よもぎはヨーロッパでは料理の付け合わせなどにも利用し、ハーブの女王とも言われ、さまざま...

長命草

長命草は青汁の主成分のサポートとしても注目されています。高い栄養素を持つ植物として人気のある、沖縄に自生している南国の植物。太陽の強い日差しと潮風が育てる沖縄では、葉っぱだけでなく茎なども野菜として利用されています。特に天ぷらやおひたしとして苦みと香りが魅力的です。長命草の栄養長命草の特徴は、ポリフェノールの豊かな植物だということ。ポリフェノール、カロテン、ミネラルなども豊富です。そしてポリフェノ...

クロレラ

クロレラは緑藻植物としてオオキスタ科のプランクトン性淡水藻の一種です。わたしたちの体にとって、とても必要な成分であってもバランスが崩れると、逆効果になったり本来の働きが望めないと言われています。そういう意味ではクロレラは、生命をまるごと食べることができるホールフードとも言われているのです。つまり野菜の栄養素、肉類の栄養素、魚介類の栄養素の栄養素がクロレラには含まれています。スピルリナやミドリムシな...